History



リネアジャパンは、自社工場である石川県白山市のウレタン加工メーカー「北陸化成株式会社」を母体として、ソファをはじめとする家具の分野に新しい価値を創造するために1974年に設立されました。設立当初シンプルで機能的なデザイン家具は海外からの輸入家具しか普及していない状況の中、国内家具メーカーとしていち早くイタリアをはじめとした国内外のデザイナーを起用し、デザイン・機能性ともに流行に流されない普遍的な製品を作ってまいりました。ウレタンフォームの高度な加工技術と縫製部門を有する自社工場での生産による素材の特性を最大限に活かした家具作りは、そのデザイン性とともに国内外で高く評価されてきました。
リネアジャパンは、自社工場での丹念なモノづくり、新しい生活を創造するデザイン、家具を長くお使いいただくためのアフターフォロー、これらをブランドポリシーとして、長く愛される家具を皆様に届けてまいりたいと思っております。
最初につくられたソファ「Bimbo」
「Bimbo」とはイタリア語で「赤ちゃん」を意味します。イタリアのセルジオ・モスケーニ氏にデザインを依頼、イタリアでプロトタイプを製作し、さらに自社工場での開発・生産と時間をかけたプロセスによって丁寧に作り上げられました。発泡ウレタンと構造体によるモールド一体成形の美しくモダンなデザインと、日本の繊細なモノづくりによってうまれた第一号の記念すべきソファです。リネアジャパンでは、現在でもこの丁寧なプロセスを尊重し、美しさと品質を兼ねそなえたものづくりが受け継がれております。

BIMBO
design Sergio Moscheni, 1974